【監督の葛藤】保護者への発信

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は長文です。

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親は後方支援で

小学生、中学生という育成年代のチームでは親の関わり方がチームを良くも悪くとすると言っても過言ではありません。

特に小学生の場合には親の意向が強く働くからこそ保護者の総意が整うことがチームを良くするわけです。

子は親の鏡と言われるように親もまた親として成長し続けることが望まれます。

賢い親はチームの運営も含めて指導に対して口を挟まないものです

子どもの成長を邪魔しない親に

小学生と言えども、社会の中で活動し自立を始めた我が子を賢く支えることが何よりも大切です

はっきりと言えば子どもの成長の邪魔になるような関わり方や振る舞いはやめた方が良いのです。

保護者はチームを第一に考えられるようにならないと子どもたちを支えることはできない。

我が子だけ良くなればいい、という考えは全く排除しなければと考えます。

親も成長しないと!

親も親である前に一人の人間です。

しかしながら、親自身人間として成長したいという考えがないと未熟な親に育てられることになるという、認識ある親がチームにたくさんいることが必須になります。

そのためには、コミニケーション!親同士の、日頃からの意見交換、子どもを通じた不具合の修正です。

時には愚痴を吐くことも大切ですし、周りの親との関係性に悩むことは間違いなくあることです。

言いたいことを我慢する限界と、前向きな、子どもを良くするための意見をぶつけ合う賢さが必要です。

親もまた子どもたちと一緒に成長して欲しいと思わずにはいられません。

人と比べて何か良いことがありますか?

また、

子どもたちが苦しむことは何だと思いますか?

指導者や親が他人と比べることです!

あの子はレギュラーなのに我が子は補欠なのはおかしいという発想が出る親は要注意ですね。必ず我が子とレギュラーの子どもを比べています。それ自体が我が子を否定していることに気がついて欲しい。

自分と他人を比べる子どもは必ずと言って良いほどに親が比べています。

本当にやめてほしい、そんななんの良いことにも繋がらないことをするのは。

どんくさい自分を知りどんな努力をして、どんな失敗を糧にして成長していくのかが生きる力になる!

葛藤、反省、自分との戦い

指導者はバレーボール選手を育てるのと同時に子どもたちの生きる力を高めることが大切だと思います。

私はそういう本質的なことを真剣なに伝えられる指導者でありたいです。

過保護、過干渉、非常識な方々からパワハラだ!と訴えられても、ならぬものはならぬと言える大人でありたい。

しかし最近、子どもたちの行いが自分の価値判断と違うことが多く、咎めて指導しても次の日も次の日も同じことを言わないといけない、叱ってばかりの日々が続き、私は子どもたちに不満ばかり言い続けています。良くないです。

指導者も親も、子どもたちから教えられることはたくさんあります

わかっていても監督である私が指導しなくてもいいことまで叱りつけてしまっているように感じます。

気持ちよく指導に当たっていない自分。

やればやるほど子どもたちに想定外の行動を見せつけられています。

子どもたちへの褒め言葉を準備しても、その言葉を手向けることがとても少ない毎日で、かなり閉口し、それでも、どうすればいいのか苦しみつつ前に進もうとはしています。

最近出場した毎週末の3大会連続で、試合中のタイムアウトの時に監督の前に集まらない選手たちを目の当たりにし、自分自身が変われる限界にぶつかっています。

賢い親とは?

子どもが落ち着かない、成長しているものの、私自身チームの成長が実感できません。

私だけでは子どもは良くならない。

子どもというのは元来が嘘をつきやすく、他人を傷つける割に自分は傷つきやすいものだと思います。

他人の子どもを叱れなくなった大人たちばかりになり、子どもたちは親の価値観でのみ育ち、他人の心の機微を感じ取れなくなっているように見えます。

他人が叱ると親も過剰に反応して子どもだけでなく親同士間にトラブルが増えるため、他人の子どもとの関わりを持たない大人が増えているのも感じます。

我が子がチームメイトに何か言われ、傷ついたことに親が過敏になり、関わった他人にクレームを入れたりすれば子どもは親の顔色をうかがうようになるでしょう。

試合中にミスをしたり、指導者に注意されたりするだけで、チラチラと親の表情をうかがう子どもたちでは自立などというところからは程遠い

そこに割って入り、子どもの自立を促そうとすれば反発されてしまいます

ずっーと親の言うことをよく聞く安心できる子どもで居て欲しい感が強いと辟易としてしまいます

子どもを、精神的自立のできない大人にしてはいけないと思うのです

子どもなんていつまでも親に依存されたらたまったものではありません

さっさと自立して親に迷惑掛けずに自活してくれることが最高だと思うのですが違うのでしょうか

小さいうちから子どものためだからと、親の期待という大きな荷物を背負わされている子どもたちが何と多いことか・・

親の期待に応える人生に幸せなどない

それは親の人生を代わりに生きることになる

自分のやりたいこと、自分の心の声に耳を傾けて、自分の人生を生きることが幸せに繋がると考えますが、いかがでしょうか?

日々の練習にどう対応していくか、今あれこれ考えています。

正解はないし、うまく言いたいことをまとめられないです

つたない話を、最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

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