練習中”声”を出そう、とする選手たち。
”声”を出すことを要求する指導者。
常に、どのチームも、プレー中には”声を出す”ことを求め必要と認識している。
日々感じるのは、声を出さない女の子は多いな、ということ。
- 性格(おとなしい)
- 周りを見て行動してしまう
- 恥ずかしい
- 間違うのが怖い
- どういう声を出したらいいかわからない
- 入部したばかりで人見知り
- プレー中に余裕がない
これらの理由の他に、最近選手が抱えている不安に気づいた。
選手から聞けた思いは、
”下手なのに声を出していいのかわからない”という不安だった。
私は、率直に、うまい下手じゃないのにな・・声を出すって、と、
それを知った瞬間思った。
指導者である私は、初心者だろうが上級者だろうが、バレーボールをする上で、選手同志のコミニュケーション、士気の高揚、良いプレーを生み出すために、怪我をしないために声を出すことを指導してきた、
下手だから声を出していいか?と不安に思う選手の気持ちは把握してなかった。
この選手の声を聞き、改めて選手一人一人の気持ちを聞き取ることは大切だな、と思った。
実際、その選手は私からみて下手ではないし、ちゃんとできる選手だ。
そしてまだ中学1年生。
真面目に練習に取り組んでいるし、時折笑顔も見せている。
声を出した方がいいことはみんなわかっていること、そうしたいのは山々だが、できない理由も本人にはあるのだなと、選手一人一人違うのだと改めて感じた。
ましてその子は入部してまだ2ヶ月くらいしか経っていないのだから無理もない。
クラブのルールも、周りの子にも慣れていない、名前と顔ももしかしたらわかっていないし、まだ関係性が作られていないのだから無理もない。
自分だって初めてのグループに入れば緊張して言いたいことも言わないのだから、そう思えば理解できること。なのに、子どもたちには自分の思いを勝手にぶつけていたと反省した。
指導者はいろんなことを考え、声を出すことの意味、必要性を共有するよう選手に話す必要があること。
やみくもに声が出せることが当たり前で、声を出さないことが悪い、と選手にぶつける前に、わかっていてもできない選手の心を掴むことが大切に感じた。
ミスをした原因が”声を出さないから”ということは一概に言わない方がいいこともある。
選手の心にある不安に寄り添う努力も必要。
きっと、自分を受け入れてもらった、感じる瞬間が必要なのだろう。
受け入れてもらった、自分の安心な居場所だと認識できてこそ自分のことを表現することができる。
不安を自信に転換できるよう、指導者からの声がけをしていく。
きっと、こういう不安を抱いている選手はもっといるのだろうから。
選手が自分を認め安心して練習に臨めるよう声がけができる指導者になろう。
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